梅草庵 daily life 第57話

★としまえん

 8月31日(月)、老舗遊園地のとしまえんが94年の歴史に幕を閉じました。寂しいです。私事ながら、小・中学生時代は豊島区に住んでおり、としまえんには毎年最低1回は行くという中々のヘビーユーザーでした。塾生にもお気に入りの遊園地があるかを聞いてみましたが、各自でどこかしらあるようですね。

としまえんには、家族と行くこともあれば友達と行くこともあり、乗り物・プール・花火大会など多くの思い出をもらいました。なお、としまえんの思い出での笑い話・失敗談などについては授業中に少し話させてもらっています(笑)

 

 さて梅草庵本校では、先日「夏期講習2020」を終えました。夏休みは長い休みですので、塾から離れた時間での塾生の生活も気になるものです。(※私が言うまでもありませんが、生活リズムの良し悪しは学力に直結します。)

 

 今回特に気になったのは「休み中、暇な時間は何しているの?」という私の質問に対する生徒の答えです。ある程度覚悟はしていましたが、「スマホです。」が1位でした。時代というものがありますから、スマホを全否定する気はさらさらありませんが、問題は付き合い方(時間と質)です。勉強用・友達との交流・ゲーム・動画など目的を持って使用しているならまだしも、「なんとなく(ダラダラ)」という回答も。時間にしても質にしてもあまりに度が過ぎる生徒に対しては、「君はスマホのために生きているのか!?」と冗談半分の注意をすることがあります(笑)。真面目半分を少し掘り下げると、先ほどのとしまえんの例ではありませんが、スマホで思い出が作れるのかな?という気がします。作れる!ということならそれでいいのですが、どこかのタイミングで人生を振り返った時に「自分の人生、こんなにスマホに時間を使っていたのか。なんという時間の無駄を。」という後悔だけはしたくないところです。スマホの画面だけでなく外に思い出を作りに行くためにも、新型コロナの終息を願うばかりです。