読書のすすめ 第1号

★『スラムダンク』

突然ですが、私は日頃から「読書が大事だ。」と思っています。国語力の基礎になるのはもちろんです。それに加え、たくさんインプットしておくことが、自分が話す言葉の重みにつながったり、生活の様々な場面で突破口になったりすると思っています。このコーナーを使って「小・中学生のみんなも読んでみたら~?」というおすすめ本を紹介していきます。

では、さっそく第1弾は・・・『スラムダンク』です!

知っている人も多いかもしれませんが、漫画です。漫画を馬鹿にしてはいけません(笑)。漫画でもいい本はたくさんあります。「いきなり活字の本はキツイな」って人は、読書の習慣を漫画から始めてもいいと思います。『スラムダンク』はバスケットボールを題材にした漫画。ストーリー自体もおもしろいですが、セリフの中から時々素晴らしい名言が出てきます。これがいいですね。私は2つお気に入りの名言がありますが、今回はそのうちの1つを紹介します(もう1つは次の機会に)。

今回紹介する名言は、(ファンには恐ろしく有名)「あきらめたらそこで試合終了ですよ。(ほっほっほっ。)」というセリフです。バスケの試合中に、ある先生が1人の選手に言う言葉です。その選手は、その言葉によって、まだ試合途中なのに勝手にあきらめていた自分にハッと気付きます。そして見事にモチベーションを復活させます(そして試合も逆転勝ち)。この言葉は、バスケ以外でも色んな場面で思い出してほしい言葉だなと思います。何かに取り組んでいる途中、取り組む前どちらにも応用が利きます。例えば、「もうダメだ、どうせできねえや。」とか「これやりたいけど自分にはできなそう。」などと思ってしまった時です。あきらめるということは、自分で勝手に限界を決めてしまうということですよね?それってとてももったいないことのような気がします。最後までやってみてダメだったなら仕方ないですが、やる前から壁を作ったり、途中で止めちゃうという選択肢はなるべく失くしていきましょう。自分から限界を決めることなく、可能性は広げていこう