2013年

5月

21日

読書のすすめ 第6号

★『本当の学力をつける本』

今回紹介するのは『本当の学力をつける本』(隂山英男)です。この本の作者は「100マス計算」で有名な、小学校の先生です。一時期大ブームになりましたね。「100マス計算」をやると、単純計算のスピードが速くなるのはもちろんのこと、何より忍耐力がつくというのが大きいとのことです。

 こういった内容もこの本には載っているのですが、全体を通して強調しているのは「生活習慣の大切さ」です。ちょうど来週から当塾でも塾生対象の学習面談が始まりますが、生活習慣にはぜひ気を配っていただきたいと思っています。特に気になるのが睡眠時間です。以前の塾でも、何をしているのかやたら寝るのが遅いというケースがありました。隂山先生のデータによると、学習の成績が安定している割合が高いのは、睡眠時間が7~9時間の生徒らしいです。これより少なすぎたり長すぎたりする生徒のテスト平均点は、低くなっていくとのことです。睡眠時間はしっかり取りましょう!例えば塾に通うにしても、眠い状態で塾に行くとハッキリ言って「もったいない」です。当たり前ですが、眠いと授業内容が頭に入りにくいからです(大人だって、眠い状態で働くのは中々大変ですよね)。つまり、同じことを学んでいても身につく量が少なくなってしまうのです。逆に、頭スッキリ状態で授業を受けると吸収量が多くなります。1回1回そうした姿勢を大事にした人とそうでない人で、時間が経つに連れ、蓄積の差ができるのは想像できるかと思います。勉強法やいわゆるテクニックは学んだはずなのに、どうにも点数が伸びないという人は、そうした基本姿勢から確認してみてはどうでしょうか

 また、睡眠時間が少ないことは学校の授業にも響きます。しかも中学校では、授業態度が内申点にも影響するわけですからけっこう怖いです。睡眠時間を無理に削ってまで勉強をがんばったとしても、授業中寝ていたせいで内申点を下げられてしまったら意味がありません。極力、夜遅く集中力の無い中でダラダラ時間ばかり使うのではなく、寝るときはバッチリ寝ましょう。そして頭スッキリ状態の中で、ガツンと集中して勉強を終わらせましょう。部活などで忙しいのはわかりますが、スケジュール管理をきちんと行えば(1人で行うのが大変であれば、周りの人の助けも借りて)、「睡眠バッチリ頭スッキリ万全状態」の日を増やすことは可能だと思います。