2013年

8月

30日

梅草庵 daily life 第14話

★「梅草文庫」の設置 ~読書の環境~

梅草庵本校では、この夏期講習から塾内に「梅草文庫(うめくさぶんこ)」という名の小さな本棚を設置しました。塾生は、その本棚にある本を自由に借りることができます

梅草文庫(一部)
梅草文庫(一部)

私は、全科目の土台は国語力にあると考えており、その国語力の根幹となるのは読書だとも思っています。実際に授業をしていて、読書が習慣的で語彙力が高い子は、読解問題が強いです。特に解くスピードで差が出ますね。少々細かいですが、例えば接続語を埋める問題で、よく「接続語は、前後の文の関係をよく考えて埋める」などの解説がありますが、そんなことに頼らず(自然と文脈をとらえて)正答を得ているようにも感じます。逆に語彙力が少ない子は、そもそも設問が何を言っているのか理解することだけで時間を食っている様子も見受けられます。

上記は一例にすぎませんが、とにかく読書の大事さを感じていることもあり、以前から生徒には「読書をしよう!」と言ってきました。しかし、言っているだけでその環境を用意していないのは無責任だなと思ったのが、この「梅草文庫」設置の動機です。

 

冊数はまだ多くはないですが、物語・伝記・歴史小説・SF・推理小説・学術書・漫画(現状『三国志』だけですが)というように色々なジャンルの本を用意しました。

設置当初は、「へえ~。」というだけの生徒達の反応でしたが、少しずつ借りていく生徒が出てきました。

特に、入塾当初「僕は、本は全然読んでません。」と言っていた子が、先日1冊借りていってくれたのはとても嬉しかったです。

 

具体的に課題を指導するという教育も大切ですが、環境というきっかけ作りをし、後は生徒の自主性を見守るという教育も大切だと考えます

「夏期講習2013」は明日がいよいよ最終日。

今後も生徒達と共に、より良い勉強空間を作っていきたいと思います。