HOW TO STUDY いろいろ 第33号

★予習のこと、夏休みの宿題のこと

 夏休みシーズン真っ最中ですね。リフレッシュできていますか?梅草庵では8月20日(水)からは夏期講習Ⅱ期に入り、2学期に向けての取り組みが本格的に始まります。Ⅱ期の授業内容は、ずばり2学期の予習(先取り学習)です。先取り学習は、実は行き過ぎるとデメリットが大きいのです(例、①定着がおろそかになる。②知識をひけらかす頭でっかちな人間になる)が、適度な進みであればメリットが大きくなります。

 当塾の予習は、定着ができるように無理のないスピードで進むよう授業構成を組んでいますので安心してください。このⅡ期をがんばれば、知識が定着した状態で学校の2学期を迎えることになります。この状況は思いの他大きいです。それは、ただ単にその単元内容が身についているということにとどまりません。その単元の内容のことを知っているので、学校の授業がわかりやすく感じいい意味で落ち着いたオーラが出るのです。「落ち着いている」というのは、先生から見て良い印象に映るでしょう。つまり授業態度として内申点にもつながっていくということです。

 

 また、夏休みの過ごし方としては、学校の宿題の進みも気になるところです。確実にこなせていますか?早い人はもう終わっているかもしれませんね。まだだという人は、一番手間がかかるものに先に取りかかるようにしましょう。大物をギリギリにすると、万が一に間に合わないということもありますが、それ以上に「大きなものが片付いている」というのは精神的に良いのです。大きなものを残したままだと、無意識にせよ「まだ大きな課題が残っているんだよな。」というストレスをずっと抱えることになります。心の片隅で常に課題のことが気になる状態にあるので、他のことに100%は集中できないことになるでしょう。遊ぶにしても、そんな心持ちではもったいなくありませんか?もちろん、そういう状態は学力定着にとっても好ましくありません。ですから、ボリュームのある課題こそさっさと片付けて、精神的にスッキリした状態を作り出しましょう。例えば塾で勉強をがんばるにしても、その方が定着にきっと効果的です。

 

 人それぞれ目標は異なりますが、この夏休みの過ごし方がこれからの可能性を決めるということは同じですよね。後で振り返った時に、意味のある夏休みだったと言えるようがんばっていきましょう。