2014年

10月

24日

HOW TO STUDY いろいろ 第36号

★「勉強ができる」と「頭がいい」は違う。

 11月は世田谷区の多くの中学校で2学期の期末試験が行われますね。前号に引き続き、定期試験前の勉強についてお伝えしたいと思います。

 まずは、自分で(自立という観点で、なるべく独力で)予定をしっかり把握して計画的に勉強を進めましょう。これまで「試験3日前から勉強を開始しました~。」「一夜漬けで臨んだ科目があります~。」という人たちは、まずはその姿勢を改めましょう。この点は、定期試験用の勉強の土台中の土台なのでハッキリ言いますが、そんな意気込みでは得点力を上げようというスタートラインにも立てていません。そのことを自覚してください。特に一夜漬けなんていうのは最悪です。前日に確かにがんばって知識を詰め込んだのかもしれませんが、その分当日を眠いまま(脳が回転しないまま)むかえることになります。そうすると、全力(本来持っている力)の30%程度も発揮できない状態での本番となるでしょう。ある意味、自分にハンデを背負って試験を受けているとも言えます。また、仮に当日まあまあ答案用紙を埋められたとしても、そのような付け焼刃的な詰め込みでは翌日・翌々日にはその知識を忘れていることでしょう。速く覚えたものは速く忘れるとも言います。どちらにせよ、その方法では知識の積み重ねが安定していないので、学力の定着に結びつくことはありません。いわゆる「その場限りの知識」で終わります。こうなってはいけません。


 知識が定着するのはコツコツ型です。周りの人たちを見てみてください。よく「頭がいい」と言われている人たちは、何かとてつもない勉強法を開発しているのでしょうか?そんなことはないはずです。彼らは、宿題・小テストの勉強・ノートの見直し・間違えた箇所の解き直し・提出物を期限に出すなど、当たり前のことをキチンとこなしているのです。学校の試験における「頭がいい・悪い」は能力ではありません。当たり前のことをやり続ける意気込みと粘り強さがあるかどうかです。つまり、自分の気持ち次第なわけです。誰にでも「頭がいい」となれる可能性があるということです。「オレ〔私〕は頭悪いし」と思っている人たち、能力のせいにして逃げるのではなく、自分の勉強習慣を真正面から見つめ直してみましょう。きっとやれていないことがあるはずです。時間はかかるかもしれませんが、前述した当たり前のことをやれるようになれば結果は後からついてきます。そして、その習慣が身についてしまえば、よっぽどのことがない限り学力が揺らぐことはないですし、またその頃には自分なりの勉強のコツをつかんでいることでしょう。