読書のすすめ 第23号

★『覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰』

 今回ご紹介するのは、『覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰』です。

NHK大河ドラマ『花燃ゆ』の影響もあり、吉田松陰がまた脚光を浴びていますね。過激な行動で社会を脅かす危ない人物という側面がある一方で、松陰は一流の思想家・教育者でもありました。

 本書は「後悔しない生き方とはなにか?」をテーマに、松陰の思想のエッセンスをわかりやすい言葉で紹介してくれています。

 「心」・「士」・「志」・「知」・「友」・「死」の章、それぞれの一部をご紹介いたします。

 

 「誇りを見直す」 (「心」の章)

 「得を考えるのが損」 (「心」の章)

 「すぐに育つものはない」 (「士」の章)

 「時代に新しい風を吹かす」 (「志」の章)

 「空は見ている」 (「志」の章)

 「壁を楽しめるかどうか」 (「志」の章)

 「本質を知る」 (「知」の章)

 「集団の中で生きる」 (「友」の章)

 「信じて疑わない」 (「友」の章)

 「死を想え」 (「死」の章)

 「人生は四季を巡る」 (「死」の章)

 

 私自身は2年前ぐらいに初めて本書を読みましたが、今でも時々読み返したくなります。また、その度に新たな発見をもらえています。