HOW TO STUDY いろいろ 第44号

★生活リズムが学力につながる

(*「梅草庵新聞2015年8月号」にも掲載) 

 8月に入りました。夏休みをリフレッシュ&有意義に過ごせていますか?塾生たちからは「修学旅行楽しかったです!」とか「もうすぐ海に行きます!」などの話をもらっています。長期休みだからこそできる体験をぜひ積んでください。

 さて、当塾では夏期講習の授業が本格的に進んでいます。各回の授業で、どんどん勉強面の吸収をしてください。授業でのがんばりと共に気をつけてもらいたいのが、生活リズムです。休みに入ったとしても、生活リズムは学校がある時と同じというのが理想的です。しかし、中には寝る時間・起きる時間が遅くなってしまっている生徒もいるかもしれません。むしろこっちの方が多いかもしれませんね。生活リズムというのは急には直りにくいものです。休みの生活リズムに体が慣れてしまい、2学期のスタートがいきなりボーっとした感じで始まってはマズイですよね。早寝・早起きのサイクルを基本にしましょう。


 中学生であっても、遅くとも深夜0時までには寝るようにしてもらいたいところです。受験生こそ、このような時間に対する意識を高めていきましょう。夜遅くに勉強しても内容が頭に入りにくいというのは、もう有名な話です。疲れた頭を使って夜やるよりは、その分を朝取り組んだ方が身になるのです。勉強に時間をかけることはもちろん大切です。ただ、せっかく時間を取るのですから、そこから1つレベルを上げて、その時間をいかに効果的に使うかにも頭を使いましょう。同じだけ時間を取るのだったら、自分にとって効果が高い方がいいですよね。早起きは苦手だという人がいることはもちろんわかっています。しかし、1回1回早起きする度に、自分の目標(志望校)に近づいていると思ってみてください。休みは大半の人が遅型生活だと思います。ですから、朝型生活にするだけで周りの人より1歩リードできるのです。

 「夏期講習授業+朝型生活リズム」の2本柱で、2学期をロケットスタートで始めましょう。のんびり(もしくは普通に)過ごしている人達との差を一気に広げてしまいましょう。