★塾外での自習時間は充実していますか?
先日、「夏期講習2015」が終わりました。各学年、授業中のがんばりは申し分なかったと思います。ただし、中3生の中で、塾以外での勉強時間が少ないと思われる生徒が数人いたことが心配でした。もちろん他学年の生徒も他人事ではないですね。
さすがにもう2学期に入りますので、宿題・小テストの勉強という最低限のことをこなせていないという生徒は0に近いです。しかし、特に中3生は宿題・小テストの勉強程度で満足してはいけません。部活や学校生活の忙しさは人によってそれぞれ違いますが、次のレベルを目指しましょう。入試得点力をつけるため、動き出しは早い方がいいです。「やらなきゃいけないけど、自習に何をやったらいいかわからない。」という人のためにおすすめが2つあります。
1つ目は、これまでに受けた「模擬試験の解き直し」です。中1から受験してきた人は中1の試験から。中2から受験してきた人は中2の試験から。とにかく受験したものを全て解きましょう。「いつかやろうは、いつまでもできない。」ですので、「解き直しday」を決めてしまうのがコツです。理想は1セット(5科や3科)を1日で終わらせることです。例えば、過去の模擬試験を5セット持っている人は、5日あれば終わります(毎日やるという意味ではありません)。「解き直しday」では、解いた後に自己採点までしてください。間違えたところはきちんと解説を読みましょう。この解き直しをしていくことで、「あれ、前の学年のことでもけっこう忘れてるところあるなあ。」ということに気付くはずです。
この気付きをしておくことが、2つ目のおすすめである「前学年までの復習(問題演習)」を効果的にしてくれます。自習用の教材はどこで買われても構いません。当塾では、書店で販売していない教材を用意しています。特に主要5科目の問題集は、教材作成の経験もある私自身が厳選したものですので自信を持っておすすめしています。ちなみに実技科目(音・美・保体・技家)の問題集も購入可能です。毎年、「実技科目の勉強はしにくい。」という声をチラホラ聞きます。「実技自体が苦手だ!」という生徒にとっても、ペーパーテストでポイントを稼ぐのは可能なはずです。少しでも内申点を上げる努力をしましょう。あとは、「買って満足することなかれ」です。「1日に進めるページ数を決めて継続的にやること」と、「答えはノートに書くこと」を自習ルールに入れると、より効果的だと思いますよ。