HOW TO STUDY いろいろ 第49号

★センス(という言い訳)を超えよう

 先日、懐かしい友人たちと久々にボーリングをしました。その中で改めて確認したのは、「できると信じること」の大切さです。他のスポーツ同様、ボーリングもゲーム中に大事な場面が何回か来ます。「ストライクの後は大切だ。」とか「ここはスペアが欲しい。」などなどです。

今回のゲーム中にも大事な場面が度々来ました。振り返ってみると、そういう場面で「無理だな。」と思った時は結果が悪いことが多く、逆に「できるできる。」と信じ込んでしまった時は、結果が良かったように思います。

 

 勉強にも同じようなことが言えるのではないでしょうか?例えば、難しい問題に出会った時に、すぐに「どうせ、俺[私]にはわからないや。」とあきらめてしまっている人はいませんか?どうせ思うなら、「何とかなるだろう。」ぐらいの気持ちを持つのはどうでしょう?「そんな気持ち〔自信〕は持ちたくたって持てないよ。」と思っている人達!こういう自信を持つために、何も特別な力はいらないと思いますよ。有名な人たちを含め、土壇場で力を発揮できる人たちは、何か特別な力を兼ね備えているのでしょうか?私はそうではないと思います。月並みですが、結果や自信を生むのに必要なことは、日々の努力です。これは、やろうと思えば誰でもできる平等なことですよね(能力・センスは関係ない領域です)日々コツコツがんばってきたという経験が、大事な場面で自信をくれるのです。「俺[私]はあの時これだけがんばれたよな。」というような自信です。逆に、日々がんばれていない人は、「自信を生み出す根拠が無い。→だから縮こまる。→前向きになれない。→いい結果を生まない。」。悪循環ですよね。この悪循環に陥っている人達は、これを断ち切るために、何でもいいので一つのことを続けてみましょう。英単語の練習だって、計算問題を解くのだっていいと思います。日々の努力が自信を生み、その自信が好結果を生みます。この好循環サイクルを生み出せたら、勉強はもちろん、多方面で強い人になれるのではないでしょうか?

 

 余談ですが、当塾では努力が目に見える形で残りやすいように「努力ポイントカード」というものを全生徒に渡しています(笑)。塾内ルールにのっとり、けっこう楽しそうに努力を積み重ねてくれています。