★99点を100点に。
1学期期末試験を終えた生徒たちから続々と結果の報告を受けています。
先日も中1生のあるクラスで、
「英語は99点で、学年2位でした。」
「僕は国語がクラスで1位でした。」
「英語全然だめだ~(結果92点)」
などの報告を受けました。
ハッキリ言ってすばらしい結果なのですが、全員あまり嬉しくなさそうなことに驚かされました。実はこのクラスには、試験前にしつこいぐらい「100点を狙え、取れる!」とプレッシャーをかけてきました。薬が効きすぎてしまったのかもしれません(笑)。ごめんね&感心!
さて、良かった点をチェックしたら、今度は反省です。なお、言い訳と反省は明確に区別しましょう。言い訳をしたところで実力が伸びるわけではありません。次への改善策を考える。これが反省です。例えば、先ほどのクラスの生徒達の反省点は、もったいないミス(いわゆるボンミス)が多いことです。これをいかに無くすかが今後の大きなポイントになります。ちなみに「ボンミスをなくす。」というのは、勉強の理解力とは違い、性格・生活習慣も多分に入る領域なので、改善の難易度は非常に高い方に入ります。具体的な改善策は生徒面談の中で個々に寄り添いながら考えていくことになりますが、共通して言えることは「ボンミスは、試験本番だけ気をつけても直らない。」ということです。ボンミスを無くすには、精神的な危機感が必要になります。これを養うには、日頃の授業演習・宿題の取り組み、こういうところから自分にプレッシャーをかけて取り組んでいけるかが大きなポイントになるでしょう。「直前だけ気をつけたらミスがなくなった!」などと都合のいいことはおきないという厳しさを伝えていきたいと思います。