★スマホを英語設定にする
先日、『大学入学共通テスト対策クラス』の授業中に、「英語に日常的に触れよう。」という話をしました。日常で英語に触れる手段として、音楽・映画・YouTubeを挙げましたが、その場で紹介できなかったものがもう1つあります。
それは、「スマホの設定を英語にする。」というものです。良い悪いは別にして、学生にとってスマホはもはや日常(の大半)になっていますよね。そんなスマホが英語設定になっていたら、自動的に毎日大量の英語を浴びることになりませんか?しかも内容は受験のためどうこうではなく、自分の日常の行為です。生活に直結しているわけですから、覚えようという意識も少なくどんどん英単語・英語表現を吸収できることでしょう。そんなのいきなりは怖いよという人もいるかもしれませんね。使いこなせなかったらまた日本語に戻せばいいのです。それに備えて、言語設定の欄だけはきちんと使えるようにしておきましょう。ちなみに私はガラケー時代は英語設定にしていました。スマホは日本語でも使いこなせないので日本語のままです(笑)。
また、英検2級以上を取得している人は、Google(など検索サイト)の言語設定を英語にするというのもおすすめです。英語を勉強しておく最大の利点は「得られる情報量が膨大になる。」ことだと私は思っています。例えば検索サイトの言語設定が日本語だときっと日本語のサイトしか出てきませんよね。しかし、出て来ないその裏には英語のサイトが数十倍(数百倍?)もあることでしょう。さらに、最新の研究などは英語で発表・掲載されるものです。日本語になって情報が降りてくるのには時間差(長いものは年単位)がありますよね。また、そもそも日本語に訳せる人が興味を持たなかった英語情報は、日本の一般的情報に降りてこないということです。「自分の力で、周りの人より早く英語の情報を得られるようになるということ」は、日本の社会の中では大きな武器になると思います。